2007年08月21日

胃癌とは

 胃がんは、国の政策で行われるようになった集団検診による早期発見率の向上、また治療法の進歩、減塩などの健康意識向上など、食生活の変化などによって、近年その発生率は徐々に低下してきてはいるものの、胃がんは、依然として、がんによる死亡者数の第2位となっています。

 胃がんは魚を良く食べる食生活を好む日本人に多く、40才を越えるころから定期的な癌検診をお勧めします。 胃がんそのものは遺伝しない癌ですが、血の繋がった方の中に胃がんにかかった人がいる場合は、注意が必要です。 この理由は生活習慣が引き継がれていることが多いからです。 食生活が似ていると、同じ刺激が胃に加わっていると考えられるからです。 また、胃がんになりやすい要素が遺伝していることも考えらるからです。

 胃がんが激減した大きな理由は、塩辛いものを多くとると胃がんになりやすいということが一般に広く認識され、近年の健康ブームもあり、塩分を控えるようになったことが関係していると考えられています。 さらに、計画的な胃がん検診の普及により、がんの早期発見、治療ができるようになってきたことも関係しているのです。

 近年の研究では、胃潰瘍の原因として注目されている、ピロリ菌という細菌が、胃がんの危険因子としての関連が指摘されています。 その理由は、ピロリ菌が胃内に存在すると継続して胃炎を生じやすい状態になることと、胃がんを発病する人は慢性胃炎傾向にある人に生じやすいということがすでに明らかになっているからですが、胃炎を引き起こすピロリ菌を治療(除菌)することが胃がんの予防に有効かどうか解明されてはいません。


ニックネーム ブラックジャック at 20:25| 胃癌